試料・情報分譲

東北メディカル・メガバンク計画が行う大規模ゲノムコホート調査由来の健康調査情報及び解析情報を多くの研究者の方々と共有し、研究を進められるように整備を行い、試料と情報の分譲を行っています。所定の登録・審査の手続きを経て、バイオバンクの試料・情報を全国の研究者の皆さまにご利用いただくことが可能です。さらに、構築した統合データベースdbTMMを利用することで、詳細な検索を行うこともできます。また、ゲノム・オミックス解析結果の統計情報などをウェブからアクセス、ダウンロード可能な公開情報もあります。

 

分譲を行っている試料と情報

登録・審査を経て利用可能になる試料・情報

試料・情報分譲の具体的な申請の流れ、実績などについてはバイオバンク試料・情報関連ウェブサイトをご覧ください。

東北メディカル・メガバンク機構 事業紹介VTR コホート調査の試料と情報 分譲/データシェアリング (外部サイトに移動します)

分譲を利用し外部の研究者が発表した論文一覧

研究発表の状況(バイオバンク試料・情報関連ウェブサイト)の「当機構のリソースを利用し外部の研究者が発表した論文一覧」をご覧ください。

 

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統合データベースdbTMM

本計画が行う大規模ゲノムコホート調査由来の健康調査情報及び解析情報を格納したデータベースである、統合データベースdbTMMを構築しています。統合データベースdbTMMには、基本情報(性別・年齢等)、検体検査情報、ゲノム・オミックス情報、調査票情報などが格納されています。統合データベースdbTMMを利用し、研究の条件に合致する試料や情報が東北メディカル・メガバンク計画のバイオバンク(TMMバイオバンク)内にあるかどうか検索することが可能です。
例えば、「40歳以上」かつ「男性」かつ「血液検査値HbA1c>6.2」かつ「ジェノタイプ rsID 515071=G/G」という条件に、何人が合致し、どのような情報があるのかが実際のデータを個票として閲覧することができます。また疫学研究のシーズ探索も可能で、既往歴等の検索条件を元に、喫煙者が多い、飲酒頻度が多いなどの統計学的な自動特徴付けを行い、母集団と統計学的に有意差がみられる属性を表示することができます。統合データベースdbTMMを利用することで大規模データからの”気づき”を提供しています。

統合データベースdbTMMの利用には事前の登録が必要となります(有償)。詳しくはこちら
2016/04/23:世界初、大規模コホートの健康調査情報・ゲノム解析情報等を統合する 東北メディカル・メガバンク 統合データベース「dbTMM」を開発【プレスリリース】

統合データベースdbTMMの使い方(2024/10/2に開催したTMMデータ利活用説明会の動画(YouTube))

dbTMMカタログ

統合データベースdbTMMの利用申請をする前に、基本情報、健康調査情報の項目、データ数等の統計量、分布等のグラフなどをまとめた東北メディカル・メガバンク 統合データベースdbTMMカタログを閲覧することができます。(利用申請不要)

東北メディカル・メガバンク 統合データベースdbTMMカタログ

統合データベースdbTMM利用方法
申請・利用登録方法

統合データベースdbTMMの利用にあたっては、試料・情報分譲やそのための計画立案を目的としたTMMプレリサーチなどの利用目的に応じた手続き(有償)が必要です。

試料・情報分譲手続きTMMプレリサーチ手続き

利用場所

セキュリティが担保されたToMMoの共用端末室(仙台・東京)や遠隔セキュリティエリア(所属機関に設置されている場合そちらにお問い合わせください)、要件を満たした自席のPC(TMMプレリサーチの場合のみ)にてご利用ください。

利用場所については、事前に申請等の手続きが必要です。

利用方法

統合データベースdbTMMは、 ToMMoスーパーコンピュータに接続後、ブラウザアプリで利用が可能となります。

統合データベースdbTMMToMMoスーパーコンピュータ 

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ウェブで公開している情報

公開しているゲノム・オミックス解析結果の統計情報などは、jMorpから参照、ダウンロードいただけます。

すぐに利用する↓

ゲノム・オミックスに関する公開情報の詳しい利用方法などはこちらをご覧ください。

 

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関連するプレスリリース・お知らせ

分譲関係のこれまでのお知らせはこちらをご覧ください。

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