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河北新報 リレーエッセー 医進伝心 第30回

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  • タンパク質を「比べる」医学/健康状態の診断が可能

    2015年5月20日 掲載
     加藤恭丈

    突然ですが、あなたは、「タンパク質」と聞かれて、何を連想しますか? 例えば、お肌を気遣う方なら「コラーゲン」、筋肉増進を目指す方なら「プロテイン」という感じで、実は「サプリメント」として身近に存在しています。さらに、もっと身近な話をするならば、私たちの身体のほとんどが「タンパク質」から構成されています。
    では、タンパク質は一体何からできているのでしょう? その答えは、「アミノ酸」です。アミノ酸は20種類ほどあり、この組み合わせから多種多様なタンパク質が作り出されます。しかし、私たちは全てのアミノ酸を、体内で十分に持ち合わせることができません。そのために私たちは、これらを食事やサプリメントから補給しなければなりません。
    ところで、健康診断のとき、「次は採血しましょう」と言われて、血液検査を受けていらっしゃるはず。では、どうして血液から健康状態が分かるのでしょう? 血液の中には、赤血球やリンパ球、脂質(コレステロール)や糖質だけでなく、タンパク質も含まれています。血液中のタンパク質は、多種多様かつ存在量もバラバラで、一番多いのが「アルブミンと免疫グロブリン」です。臓器由来のタンパク質も溶け込んでいます。例えば血液検査では、肝臓由来のタンパク質の量やその性質(酵素活性)を、健常な方と疾患の方との間で比較して、「肝機能」を評価することができます。
    私たちの身体のタンパク質は、健康維持には必要不可欠なものです。そして、血液検査によって、医学的にその動態を評価することができるのです。

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