よくある質問と回答

三世代コホート調査の目的について

  • コホート調査とは何ですか?

    コホート調査はある人々の集団にどのような健康にかんすること(病気の発生や、悪化、あるいは死亡など)が起こるかを把握して、健康状態の変化とその原因になることとの関連を明らかにしようとする調査です。三世代コホート調査とは、主にお子さん、お母さん、お父さん、おばあさん、おじいさんの三世代の集団にわたって行う調査です。
  • どうして三世代を調査するのですか?

    三世代のご家族を多数調査することにより、遺伝要因と環境要因など複合的な情報をご提供いただき、子どもたちの未来に役立つより精度の高い調査となります。

  • 調査をしてどんな役に立つのですか?

    調査にご協力いただくことで、早期発見・早期予防などの情報を参加者の方々にお返しし、ご家族の健康増進に役立ていただけます。ご提供いただいた試料や情報は子どもたちの未来のための新しい医療の構築に役立てさせていただきます。

対象はだれ?

  • 外国籍の方も調査に参加していますか?

    はい。住民基本台帳登録票(住民票)を調査実施地域に登録している方で、日本語で行われる説明や調査票の内容を理解することができる方は参加協力していただいています。
  • 生まれてくる子どもと直接的な血縁関係のない家族も参加していますか?

    はい。この調査は遺伝要因だけでなく、同じ生活習慣など環境要因を共有する家族を対象に行っています。生まれてくるお子さんと血縁がなくても参加協力していただけます。
  • 高齢のおばあさん・おじいさんも参加していますか?

    はい。この調査にご協力いただくに際し、年齢の上限はありません。ご説明をする会場にお越しいただくことができ、ご説明をご理解いただければ参加協力いただいています。
  • お父さんやきょうだい、おばあさん・おじいさんも、必ず参加しないといけなかったのでしょうか?

    いいえ。かならずしも参加が必要ではありません。三世代の一部の方々だけでも、調査にご参加いただいています。みなさまにご協力いただいた場合は、遺伝要因と環境要因など複合的な情報をご提供いただくことで、より精度の高い調査となります。
  • 調査対象者はだれですか?

    ご登録時に調査対象地区に住民票(外国人登録票)がある妊婦(お母さん)が対象となります。また、その配偶者(お父さん)、それぞれの両親(おばあさん・おじいさん)、生まれてきた子(子ども)、そのきょうだい(同胞)も調査対象者となりますが、住民票の所在が対象地区でなくてもご参加いただけました。
    (ご登録受付は平成29年3月31日を以て終了いたしました)
  • 病気の場合や既往歴があっても参加出来ましたか?

    はい。参加について、病歴は一切問いませんでした。
  • 三世代コホート調査地区外に住んでいる場合は参加できなかったのですか?

    ご登録時に調査対象地域に住民基本台帳登録票(住民票)のある妊婦さんであったならば、対象地区外で暮らしていても参加できました。ご家族の方の住民票の所在地は問いません。
  • お母さんと子どもだけでも参加することは可能でしたか?

    はい。参加可能でした。三世代の一部の方々だけでも、調査にご参加いただけました。

インフォームド・コンセントについて

  • 参加した方は、どのように説明を受けたのですか?

    説明を行うゲノム・メディカルリサーチコーディネーター(通称GMRC)は、医療や調査に親しみのない人にでもわかりやすい言葉を使って説明をしました。わかりづらいところは、ご質問いただき、何回でも説明させていただきました。また、本ホームページや電話窓口をご利用いただき、事前の情報を収集することもできます。
    「三世代コホート調査」:022-718-5162
    http://www.megabank.tohoku.ac.jp/3gen/ (TOPページに戻ります)
  • 調査の説明は誰が行いましたか?

    研修を修了した、ゲノム・メディカルリサーチコーディネーター(通称GMRC)と呼ばれる調査スタッフが説明しました。
  • 説明を受けたら、その場ですぐに参加を決めなくてはいけなかったのですか?

    いいえ。説明を受けた後、ご自宅に戻られてから検討していただくこともできました。その場合は、ご参加の意図を配布資料に記載された電話番号までご連絡いただいたり、改めてお会いして参加の意思を確認させていただきました。
  • 説明を受けたら、必ず参加しなくてはならなかったのですか?

    いいえ。参加する、しないはあなたの自由です。説明を聞いて賛同していただけたらご協力をお願いいたします。説明をきいて参加しなくても、あなたやご家族に不利益が発生することはありません。
  • 子どもが参加する場合、子どもに同意をとったのですか?

    いいえ。代諾者に同意をいただきました。お子さんが10歳になられた場合は、ご本人に可能な限りの説明を行います。16歳になられたお子さんにはご本人から改めて同意をいただきます。(代諾者になり得る人の条件は、任意後見人、親権者、後見人や保佐人です。その中で提供者である未成年者の、家族構成や置かれている状況等を考え合わせ、提供者の考えるであろう意思や利益を代弁できると考えられる人が当てはまります)

調査期間について

  • 生まれてきた子どもの調査期間はいつまで続きますか?

    半年から1年ごとに調査票を送らせて頂き、当面お子さんが5歳になるまで継続して調査する予定です。
  • 妊娠中に参加したお母さんや、お父さん、おばあさん、おじいさんの協力期間はいつまでですか?

    お子さんのお母さん、お父さん、おばあさん、おじいさんの協力期間も、これから生まれてくるお子さんが5歳になるまでを、現在、予定しています。ご協力をお願いいたします。
  • 調査には協力したいけど、今後も続けて協力できるかわかりません。

    できる範囲でご協力いただいてけっこうです。また、協力の撤回はいつでもすることができます。短い時間でもご提供いただける情報は貴重な調査データとなります。

試料・情報の利用について

  • 今回の調査以外に試料・情報が利用されることはありますか?

    倫理的であり医学の進歩に貢献することが見込まれる研究と東北メディカル・メガバンク事業の試料・情報分譲審査委員会が判断した場合には、外部の機関の研究者にもデータを提供することがあります。このとき個人が特定されるような情報は提供されませんので、個人情報が漏れることはありません。

試料・情報の安全性について

  • 生体試料や情報はどのように保管されるのですか?

    試料・情報についてはただちに匿名化して管理します。生体試料の分析から得られる遺伝子の情報についても、個人識別が可能にならないよう、厳重な管理とセキュリティ体制の整備を徹底しております。

結果回付について

  • 家族で調査に協力する場合、一緒に受けなくてはならないのでしょうか? 結果も一緒に返ってきてしまうのですか?

    いいえ。検査はお一人おひとりに対して行います。健康調査の結果など、家族でご一緒に会場にこられた場合でも、お一人おひとりあてに結果をお返ししています。
  • 遺伝子解析によって、これまで知らなかった血縁上の事実が発覚した場合、連絡はありますか?

    遺伝子解析の結果からわかってくる親子関係そのものをお返しすることはありません。ただし、遺伝子解析の結果をお返しする方法によっては、予期せぬ親子関係が明らかになる可能性は否定できません。従って遺伝子解析の結果のうち、お返しする項目は遺伝情報等回付検討委員会で慎重に検討しています。
  • 遺伝的な病気が発覚した場合、連絡はありますか?

    調査開始時に想定していなかった所見で対象者および血縁者の生命や健康に重大な影響を与える結果が発見され、かつ有効な対処方法がある場合でなおかつ対象者が回付を希望される場合は、決められた回付の手続きに従い、回付の判断を行う場合があります。未成年者や家系にかかわる遺伝情報の結果回付に関しては遺伝情報等回付検討委員会で慎重に検討しています。
  • 研究の結果はすぐに教えてもらえますか?

    環境や病気との関連性など研究に長期間かかるものや進捗状況、健康増進に役立つ情報は定期的にニュースレターやホームページ上でお知らせしています。時間がかかる場合はご容赦ください。

検査について

検査(ご家族)について

  • 生まれてきた子どものお父さんや、おばあさん・おじいさんは今後どのような調査に協力することになるのでしょうか?

    お父さん・おばあさん・おじいさんには、数年おきに調査票への回答をお願いしています。ご参加いただいた時と生まれてきたお子さんが5歳になった時に血液、尿検査と調査票への回答をお願いします。 ご希望される場合は、地域支援センターでの詳細検査を行うことができます。
  • 生まれてきた子どものおにいさんやおねえさんは、今後どのような調査に協力することになるのでしょうか?

    5歳未満のお子さんについては、唾液の採取をさせていただきます。また、5歳以上のお子さんについては、採血または唾液の採取をさせていただきます。さらに、お子さんが5歳・10歳・16歳くらいになった時に各地域支援センターで、上記に加えて生理学的検査等の詳細な調査にご協力いただきます。

検査(お子さん)について

  • 生まれてきた子どもは、今後どのような調査に協力することになるのでしょうか?

    全てのお子さんには出産時の臍帯血を、一部のお子さんには胎盤・胎便・生後1ヶ月時の便の一部を提供いただき、診察記録票(病院のカルテ)の転記をさせていただきます。その後5歳になるまで、半年から1年ごとに保護者の方にお子さんの成長に関する調査票のご記入をお願いしています。また、乳幼児健診や母子健康手帳の記録を転記させていただきます。さらに、お子さんが5歳になった時に各地域支援センターで、血液、尿検査および生理学的検査等の詳細な調査にご協力いただきます。
  • 5歳以上の子どもにはどんな検査をおこなうのですか?

    5歳以上のお子さんからは、アレルギー検査のために採血を予定しております。さらに、お子さんが5歳・10歳・16歳くらいになった時に各地域支援センターで、上記に加えて生理学的検査等の詳細な調査にご協力いただきます。

検査(妊娠中にご参加いただいた方)について

  • 調査や検査にかかる時間はどのくらいですか?

    ご協力いただく時間は地域支援センターでの詳細調査で約90分を見込んでいます。その際、ご自宅でご記入いただく調査票をお渡しします。調査票への回答にかかる時間は、約30~60分です。また、この調査参加後、半年~1年間隔でお子さんやみなさまの健康状況等を知るために、調査票による調査を行っています。その調査のために約15~30分を見込んでおります。
  • 今後どのような調査に協力することになるのでしょうか?

    生まれてきた赤ちゃんのお母さんには妊娠中に2回の採血・採尿と2回の調査票への記入をしていただきました。また、GMRC(ゲノム・メディカルリサーチコーディネーター)が診察記録票の転記をさせていただきます。産後1か月に採血・採尿・母乳採取と調査票へのご回答をお願いしています。また、GMRCが母子健康手帳や診察記録の転記をさせていただきます。その後半年~1年ごとの調査票をお願いしています。ご希望される場合は、地域支援センターでの詳細検査を行うことができます。また、お子さんが5歳になった際にも採血・採尿と調査票への記入をお願いいたします。この際にもご希望に応じて詳細検査をお受けいただけます。
  • 採血があるそうですが、体調が不安定で貧血気味のときがあります。そんなときも採血しなくてはいけませんか?

    いいえ。無理はなさらなくて結構です。調査で行う検査として、一般の方にとっては全く問題のない量を採血することになっていますが、体調が悪いときはご無理いただかなくてけっこうです。
  • 希望すればどのような詳細検査を受けることができますか?

    ご希望があれば、地域センターで産後1か月~1年まで詳細調査(血液、尿検査及び生理学的検査)を受けることができます。なお、こちらの詳細調査は2017年10月末日までです。また、産後には、ご希望により認知心理検査とMRI検査(予約制)を受けることもできます。
    詳しくは脳と心の健康調査に関するQ&A「東北メディカル・メガバンク事業の調査で『脳と心の健康調査』を受けたいのですが、どうすればいいですか?」 をご覧ください。

    MRI検査には条件があり、受けられない場合もございます。
    詳しくは脳と心の健康調査に関するQ&A「脳と心の健康調査は誰でも受けることが出来ますか?」 をご覧ください。

    *生理学的検査等 内容:詳細二次調査(予定)
    身長、体重、眼底、眼圧、眼軸長、推定中心血圧、呼吸抵抗、呼吸機能、呼気NO測定、握力、口腔内所見(唾液含む)、家庭血圧、歩数計、頸動脈エコー、心電図、体組成、骨密度、聴力、ソルセイブ、タブレット型調査

参加中止について

  • 調査期間途中で協力を取りやめることはできますか?

    はい。いつでもやめることができます。参加を取りやめるためには届け出の書類への記入が必要になりますので、「三世代コホート調査」:022-718-5162までご連絡ください。
  • 途中で参加をやめた場合、それまでに提供した試料・情報はどうなりますか?

    ご参加を取りやめる際に、どの情報の提供についての同意の取り消しをされるかを確認します。該当する試料・情報は廃棄等の処置を行い、参加者さまに文書により通知します。しかし、いったん解析対象として登録された情報の一部は削除することができません。

参加中のできごとについて

  • 参加登録時の住所から引っ越した場合、どうしたらいいですか?

    住所や氏名などが変わった際は最寄りの地域支援センターもしくは「三世代コホート調査」:022-718-5162 までご連絡ください。変更のご連絡をいただけなかった場合は住民票などを閲覧させていただくことがあります。
  • 家族で参加する場合、誰かが亡くなったら、どうすれば良いですか?

    もしも調査実施期間中に、ご参加いただいてるご家族で亡くなられた方がいらした場合、「三世代コホート調査」:022-718-5162 までご連絡ください。亡くなられた方には本調査へのご協力は打ち切りとし、ご案内の送付などを行わないように手続きを行います。

質問窓口について

  • 調査に対する疑問や質問があるときは、どこに連絡すればいいのですか?

    ご不明なことがあるときは、最寄りの地域支援センターもしくは「三世代コホート調査」:022-718-5162 までご連絡ください。

情報管理について

  • 個人情報はどのように管理されるのですか?

    調査データや試料については匿名化して管理されます。事業にあたっては、個人情報の保護に努力し最大限の注意を払います。個人情報の安全管理のため、厳重な管理とセキュリティ体制の整備を徹底します。個人情報を取り扱う者は、個人情報保護法をはじめとする法令や国の研究倫理指針など個人情報保護に関する十分な教育を受けた者に限定し、守秘義務契約を交わします。また、本事業では、個人情報管理者は、研究に参加していない者とし、責任をもって、個人情報を管理します。

試料の管理について

  • 血液や尿などの試料はどのように管理されるのですか?

    血液や尿などの試料・情報は、東北大学が管理し、安全管理が十分に行きとどいた保管庫で厳重に管理します。また、事業の終了後も可能な限り長期間保存し、解析を進めます。

地域支援センターでの詳細調査について

  • 地域支援センターで調査を受けたいのですが、どうすればよいですか?

    地域支援センターでの詳細調査は、全てご予約いただいてからご参加いただいています。まずは、ご希望の地域支援センターもしくは三世代コホート室(022-718-5162)までお電話ください。
  • 中々仕事の休みが取れないのですが、地域支援センターは土・日も対応(開所)してもらえますか?

    開所している場合もございますので、地域支援センターにお問い合わせください。地域支援センターについては、こちらにて予約状況をお知らせしています。

調査票について

  • 調査票ではどんなことを聞かれるのでしょうか?

    食生活や生活習慣、心と体のご健康に関する質問などにご回答いただきます。
  • 調査票の提出期限は守らなければなりませんか?

    遅れてもかまいませんが、提出期限を守ってご協力いただければさいわいです。
  • 調査票Web回答について

追跡調査について

  • 追跡調査とはどういうものですか?

    半年~1年毎に、当機構からみなさま方宛てに、健康状況などについての調査票をお送りいたします。お子さんが5歳になられた時は、地域支援センターで詳細調査にご協力をお願いいたします。また、みなさまの同意に基づき、所定の手続きを経た上で、役所や病院からみなさまの健康に関する情報*を頂きます。

    *健康に関する情報
    住民票または住民基本台帳の閲覧による生存・転居情報の確認、戸籍照会、人口動態統計情報・死亡小票の閲覧による死因の確認、みなさまが受診された医療機関における保険診療情報やカルテ情報の閲覧、各種疾病発症登録、市町村の持つ介護保険情報・乳幼児健診データ・学校の健康診断票の閲覧を予定しております。また、みやぎ医療福祉情報ネットワーク協議会(MMWIN®)に参加の方には、ネットワークを通じてカルテ閲覧をしてもよいか、事前にお聞きすることがあります。
  • どういった場合に、住民票調査や人口動態調査をされるのですか?

    お知らせいただいたお電話やご住所に連絡をしてもコンタクトがとれない場合、事前のみなさまの同意と協定に基づき自治体へ住民票の問い合わせをさせていただく場合があります。

費用について

  • 調査のための検査は料金がかかるのですか?

    いいえ。東北大学 東北メディカル・メガバンク機構が、みなさまに金銭の要求をすることは一切ありません。
  • 地域支援センターへ行く時の交通費は出ますか?

    いいえ。交通費の支給は行っておりません。

参加の不利益について

  • 参加して不利益をこうむることはありますか?

    調査のための検査をうけたり、調査票にご記入いただくためにお時間をいただくことになります。また、一般的な検査の範囲内とはいえ、採血など参加者さまにとって痛みや不快感を与えることもあります。
  • 参加することで子どもや家族に何か悪影響はないですか?

    特にありません。

有害事象の補償について

  • この調査のための検査をしたことで、怪我などをした場合の補償はありますか?

    はい。この調査のための検査を受けている間や、その検査が原因で怪我をされた場合の補償があります。その場合、「三世代コホート調査」:022-718-5162までご連絡ください。

参加の利益について

  • 三世代コホート調査に参加した場合の謝礼はありますか?

    はい。記念品や、調査の内容に応じた謝礼をお渡ししております。
  • 三世代コホート調査に参加した場合のメリットはありますか?

    はい。地域支援センターで行う詳細調査では、通常の健康診断では行わない詳しい検査の一部を、研究の目的で無料で受けることができます。その検査の結果を、ご自身の健康の向上に役立てていただくためにお知らせします。必要に応じて専門機関へのご紹介などサポートが受けられます。