脳画像調査室

脳画像調査室は、東北メディカル・メガバンク事業におけるMRI追加検査および認知心理検査を担当しております。生涯健康な脳と認知力を保つために、体質(遺伝要因)、生活習慣がどのように脳や認知機能、こころの状態に影響するのかを明らかにすることを目的としています。三世代コホート調査または地域住民コホート調査にご参加いただき、MRI検査をご希望いただいた方に、『脳と心の健康調査』を開始してまいります。最新の脳科学研究に基づいた脳の形態解析により、脳の健康度を判定し、希望者全員に結果をお返ししてまいります。具体的には、脳の萎縮の程度や、梗塞や腫瘍などの異常所見が無いか医師が画像を確認いたします。これらの調査の結果、大規模な脳画像データベースが完成します。また、これらのデータベースを用いて、うつ・PTSD・認知症等の多くの脳が関連する病気に対して、早期診断や発症予防の発展を目指しています。

※診断専用の撮影方法ではないため、病気の種類によっては、病院での通常のMRI検査より診断精度が劣る場合があります。

 

麦倉俊司 教授 室長
平良 摩紀子 助教 副室長

 

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