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第2回 何で男女を区別していますか?

男性でもピンクの服を着たり女性でもネクタイをしたり、いまや見た目で性別を区別するのはかなり困難。「いやいや、男性には女性は持っていないY染色体というものがあってね。」おやおや、どこかでうんちくが始まったようです。そう、そのとおり。たとえ見た目に区別がつかなくとも、Y染色体が代表するように、男女には生まれつきの違い、つまり遺伝子の違いがあります。

ちょっと待った!オスメスの違いが生まれつきかというと、そうとも限りません。たとえばクマノミ。テレビでもよく見かける、イソギンチャクに住む人気者の魚です。このクマノミ、集団の中で一番大きい個体がメス、二番目に大きい個体がオスでこの2匹がペアとなります。そしてメスが死ぬと、なんと夫だったオスがメスに性転換するのです。

え?Y染色体がXに変わっちゃうの? いいえ、そんなことはありません。クマノミは、哺乳類のY染色体にあるような性決定遺伝子は持たないといわれています。Y染色体イコール“オス”という印象があるかもしれませんが、生物の中にはY染色体を持たないもの(でもオスメスの区別はある)、Y染色体を持っているがオスメスの決定とは関わらないもの、など色々な種があります。進化の歴史の中でY染色体は徐々に小さくなっている傾向にあり、最後には消えてなくなる、という説まであります。

Y染色体の行く末やいかに?男女の区別はますます困難に?

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