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2022.12.22
ロシア侵攻下のウクライナにおけるツイッターの分析 ―医療需要の増加とメンタルヘルス上の懸念を確認―【プレスリリース】
発表のポイント ・戦時下のウクライナにおける医療やメンタルヘルスに関する状況を把握するため、ウクライナ語で発信された約9,850万件のツイートを分析した。 ・ 2022年のロシアによるウクライナ侵攻直後、週平均ツイート数は3倍に増え、医療需要、戦禍、メンタルヘルスの状態等に関連するツイートは、比率にして侵攻前の4倍に増[...]
2022.12.12
妊娠中血中代謝物による産後うつ症状の予測 -健やかな母子家庭環境を維持するために-【プレスリリース】
発表のポイント ・世界に先駆けて産後うつ症状に焦点をあてて妊産婦の血漿メタボロームを大規模に解析した。 ・妊娠中後期に比べて産後は多くの血漿メタボロームが上昇し、産後うつに関連して血漿中のクエン酸回路の代謝異常が生じていた。 ・血漿中の代謝産物から産後うつ症状を機械学習により予測でき、これらの知見は産後うつ病の病態理解[...]
2022.12.09
地域支援センターにおける子どもの健康調査の設計と進捗を報告した論文がTohoku Journal of Experimental Medicine誌に掲載されました
東北大学東北メディカル・メガバンク機構の地域支援センターにおける子どもの健康調査実施の設計と進捗に係る論文がTohoku Journal of Experimental Medicine誌に掲載されました。 2013年から2017年にかけて宮城県内で産まれた新生児23,143人とそのきょうだい9,459人が、東北メディ[...]
2022.12.08
量子セキュリティ技術と個人認証を連携させ、セキュアな個別化ヘルスケアユースケースの実証に成功~多数の個人のゲノムデータを情報理論的に安全に保管・伝送し、個人の許諾に応じて 活用できるシステムを構築~【プレスリリース】
概要 株式会社東芝、東北大学東北メディカル・メガバンク機構、東北大学病院、国立研究開発法人情報通信研究機構は、量子暗号通信技術および秘密分散技術を活用した量子セキュリティ技術と個人認証技術を連携させて、多数の個人のゲノムデータを複数拠点に分散保管し、医療や健康管理に活用する個別化ヘルスケア(*1)システムを世界で初めて[...]
2022.12.07
5-FU系抗がん剤の副作用発現に関連する薬物代謝酵素遺伝子多型の機能解析に関する論文がDrug Metabolism and Disposition誌に掲載
平塚 真弘准教授、菱沼 英史助教、齋藤 さかえ講師、木下 賢吾教授、田高 周助教らのグループ連携研究によって、5-フルオロウラシル(5-FU)系抗がん剤の薬物代謝酵素の遺伝子多型に伴う酵素機能解析に関する論文がDrug Metabolism and Disposition誌に掲載されました。 がんの治療に使われる5-F[...]
2022.12.06
転写因子Nrf2は他のbZIP型転写因子よりDNAに強く結合し、酸化ストレス応答やがん化に関わることが明らかに【プレスリリース】
研究成果のポイント ・ 酸化ストレス応答やがん化に関与する転写因子Nrf2がDNAに結合した複合体の立体構造を解明 ・ Nrf2は特徴的なCNCモチーフを持つことで、他のbZIP型転写因子より強く標的遺伝子に結合して発現を厳密に制御 ・ 研究成果はNrf2の過剰発現によるがん化やがん治療抵抗性に対する新たな創薬への手が[...]
2022.11.30
日本人集団の慢性腎臓病および腎機能関連形質に関するゲノム関連解析の論文が公開されました
慢性腎臓病(CKD)は、様々な原因で腎機能が低下する疾患であり、進行すると腎不全を引き起こし、人工透析や腎移植が必要となるほか、心血管疾患やがんの重要なリスク因子ともされています。 日本腎臓学会は、CKD症例のバイオバンクであるJKB(J-Kidney-Biobank)を構築し、川崎医科大学、東京大学などの研究機関で、[...]
2022.11.24
未知の化合物の探索と活用 ~システム生物学のミッシングリンク、「メタボロームデータ」の整備~【プレスリリース】
概要 情報・システム研究機構 国立遺伝学研究所、かずさDNA研究所、東北大学東北メディカル・メガバンク機構、株式会社さくら科学、京都大学の共同研究チームは、特定の生物に存在する未知の化合物を探索できるデータベースを開発し、公開しました。 研究チームは、生物をはじめとする試料中の化合物成分を網羅的に検出する「メタボローム[...]
2022.11.21
Clarivate AnalyticsのHighly Cited Researchers 2022に山本機構長が選出されました
クラリベイト・アナリティクス(Clarivate Analytics)が高被引用論文著者(Highly Cited Researchers)2022年版を発表し、当機構の山本 雅之機構長がクロスフィールドカテゴリーで選出されました。この度の発表により山本機構長は5年連続の選出となりました。 Highly Cited R[...]
2022.11.18
三世代コホート調査をもとにした「妊婦の朝食欠食と妊娠高血圧症候群」に関する論文がNutrition Journal誌に掲載されました
妊娠高血圧症候群(Hypertensive disorders of pregnancy: HDP)は、産後の心血管疾患の増加、児の出生体重の減少や発達遅延など、母子の予後に影響を及ぼすことが示されてきました。朝食を抜くことは、概日時計の乱れにより血圧上昇を引き起こす可能性が示唆されていますが、HDP発症との関連は検討[...]