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2016.04.04

UKバイオセンターなど英国の研究機関を訪問し、ワークショップを開催しました

3月14日(月)~16日(水)、山本 雅之機構長以下8名は文部科学省、日本医療研究開発機構の関係者らと共に、英国を訪問しワークショップを開催しました。

ロンドン郊外Milton KeynesにあるUKバイオセンターは、世界の代表的なバイオバンク事業であるUK Biobankによって集められた試料を集約的に解析している機関です。コホート調査へのリクルートの方法や三世代コホートなど家系情報を伴う調査の設計、解析戦略、遺伝情報の扱いなどについてUKバイオバンクCEO代理のTim Peakman博士らと議論を行い、試料の保管施設なども見学しました。

また、大規模な質量分析装置などを備えるフェノームセンターを運用するImperial College Londonでは、オミックス解析を中心に、また、10万人規模でゲノム情報と診療情報を統合的に収集するプロジェクトを進めるGenomics Englandにおいては、ゲノム解析と医療情報との関係を中心に議論を行いました。

英国は、健康医療に関わる基盤研究で多くの先進的な取組を行っています。ToMMoは研究者同士の交流をもとに、国際的な協力と連携を深めていきます。

 

ID16024_UK Biocentre

UKバイオセンターでのセミナー風景。三世代コホートのデザインや進捗にはいくつもの質問があった